それからの話。

それからの話。


ノリと勢いで鼻をいじってしまった訳だが、術後4日目で思うのは人間すごいってやつだ。内出血とか、腫れとかきちんと体内で起きているからである。防衛反応だか、なんだか知らないが、再生の一途を感じている。とりあえず、このあと、たらく細胞でも読もうかと思う。細胞どうなってんのかな。それと、はたらく細胞でも整形を取り扱って欲しい。きっと私辺りに需要があると思う。


そんな訳で、いつも薄い化粧を更に薄くして職場に行ってる訳だが、この時期はマスクのおかげで何もバレない。もう、素晴らしいぐらいにバレない。私、鼻整形したんだよ?気づかない?ってぐらい気づいてもらえない。もう、勢いあまって私から言いたいぐらいにバレない。(バレてるけど皆何も言わないという可能性もあるのかもだが。)林先生ではないが、もう整形するなら今でしょ!ってやつである。

そして、出された薬は抗生剤と痛み止め。この抗生剤は飲みきって下さいと言われたので1日3回欠かさずに飲んでいる。痛み止めは痛くなったら飲んでください~って感じだったので、割と早い段階で止めた。抗生剤を会社で飲んでるの見られて、何の薬?って聞かれて、胃薬です(大嘘)って言ったら静かに肩を叩かれた。しょうがない。だって社畜だもん。


鼻から垂れてくる血はかなり減った。カサブタができてるっぽい。鼻の中がカサカサしているのが分かるし、ちょっと笑うと鼻の中でピキっとカサブタが剥がれるのがリアルに分かる。人体の不思議展だ。

今のところ、術後良好ってやつなのかな?まだまだ腫れは引かないけども。前みたいにつぶれた鼻ではない。アンパンマンからそろそろ卒業できそうだ。あと、鼻筋あるだけで人権を認められた感じがしているので、気分的にも結果オーライだと思う。


酒もまだまだ飲めないが、禁酒ダイエットにでも変えてしまおうかと思う。もうこうなったらプラス思考いぇーいである。

 

何をしたのかっていう話。

何をしたのかっていう話。

 

正直いうと、7月31日(土)に病院に行った時、施術するとは思ってなかった。無料カウンセリングだけ受けて帰ろうと思っていた。だがしかしばっと、この機を逃せば私はきっと決断できないだろうと、あの時とてつもない焦燥感に駆られ、その場で同意、サインを書き、即金払いで決めてしまったのである。
今考えると恐ろしい話しだ。
カウンセラーの人に可愛くなれますよ~って物凄く言われて調子に乗ってしまったのかもしれない。ノリと勢いでこんなこと決めていいのかって考えてしまうが、社畜の精神的にはOKだったみたいだ。
社畜万歳。

 

ちなみに、病院選び。
迷うところがかなりあるかと思うが、私の場合は直感10割だった。サイトみて何かすごそう!って思ったところにしてみた。口コミとか見ようと思えば見ることができたが、なんせ私は社畜である。平日22時過ぎの帰宅なんてザラにある。そんな疲れた人間が冷静に口コミなんて見られるかって言うと、答えは否である。
この鼻すげー!って感じで病院は選んだ。
今思えばこれもまた恐ろしい話しである。

 

カウンセリングでは、具体的にどこをどうしたいのかっていうのを簡単に伝えて、それならこの施術とこの施術をしてこうするといいですよ~っていうやり取りをした。こういうときに、具体的な女優とかがでてくるとイメージが湧きやすくていいのだとか。自分のなりたいイメージはすでにあった。それは北川景子である。ショートカットでもロングでも何でも似合う女といえば、北川景子である。そして、北川景子の鼻筋の良さ!!もう何をとっても素晴らしいフォルムである。北川景子最高。そのため、北川景子の写真をフォルダに入れといたが、デスクトップに北川景子がすでに居たので、この北川景子みたいにお願いしますと言うことになってしまった。私のお気に入りの北川景子も見て欲しかったのだが、それはやんわりお断りされてしまった。

まぁそんな感じでカウンセリング受けて、どうしますか?って話になるんだけど、ここで出るのがお得意のフレーズ「でも、お高いんでしょう?」である。カウンセリングの人も手慣れたものである。この手の質問は必ずと言っていいほど受けるのだろうなと思った。


そして、そこからプランA、プランB、プランCと値段の高い順に候補をげてくれる。これも何かの商法で聞いた気がする。高いのから上げていくと必ず真ん中の安いやつに飛び乗ってしまうアレである。

そしてまぁ見事にそのプランBってやつに乗っかってしまったのである。(そんなことはないだろうが)鴨としてはバッチリな人間であっただろうなと思う。

 

具体的に何をどうしてどうしたのかっていうのをまとめておこうと思う。

 

鼻何とかしたいって思ってる人はもちろんだが、冷やかしたいだけの人も暇なら読んで欲しい。

 

私がやったのは2つだ。

 

①TCBメッシュ
②鼻尖形成

 

まずは、TCBメッシュというやつだ。これは注射だけで簡単に済むやつだ。正直、入れられてる時はあまりよく分からないまま入れられている感じがしたのだ。メッシュも入れる本数で変わるとのことで、2、3本かと思いきや、私の鼻の低さでは8本ぐらい入れなければならないということだ。この、メッシュの料金は1本あたりのお値段からなので、総額だとかなりのお値段になる。ホームページでは1本あたりのお値段がどーんって書いてあるからそう思っちゃうけど実は要注意だゾ。はなの先端からぴゃーって注射するだけだから、傷もほとんど残らないんだとか。しかも目立たない。すごいぞメッシュ。

 

そして、このメッシュ、入れた直後にもうわかる。かなり凄かった。何がすごいって鼻筋が本当に出来るのである。今まで化粧で入れていたハイライトが要らない程に光が当たるのである。メッシュすげえ。しかも、鼻がカクっとなるのだ。カクってなんだよと思うかもしれないが、カクはカクだ。自分の鼻とは思えないほどに鼻筋が通っていておったまげてしまった。なお、施術後2日目の今、眉間から鼻の中間部にかけてが内出血と腫れを起こしていてちょっと痛みを感じている。1週間もすれば収まるとのことで、社畜として生きていけば一瞬のことだと思うので耐えることにする。える、しってるか、普通の人間は視界に鼻が映るのだ。

 

メッシュの施術はあまり面白くは無いのでこの辺にしておこう。

 

次が今回のメイン、鼻尖形成である。文学部を出ている私であるが、実はこの鼻尖形成がカウンセリングするまで読めなかった。正しくは びせんけいせい である。びとつ?形成だと思っていたから、読み方の誤りの衝撃のほうが遥かに大きかった。

 

話を戻そう。

 

鼻尖形成とはなんぞやって感じだが、要は広がっている軟骨を縛り上げるってやつだ。
元々だんご鼻の原因というのが、鼻の軟骨が広がっているからということで、日本人とかは広がっている割合が多いらしい。まったく、血を恨んでしまうぜベイベー。血で勝ちたい人生だった。

まぁそんな感じで、鼻の穴から穴開けて鼻先の余計な脂とかそういうの取ってスペース開けて、骨を縛り上げるっていうのをやっていった。これがかなりキツかった。


2種類の麻酔をやったのだが、私の麻酔の効きが悪すぎたのである。鼻の右側は効いてるのに左側は効いていないみたいな、そんな感じになっていた。みんなも何かあって麻酔をする時は効きすぎるぐらいで丁度いいと思った方がいい。痛みで悶絶するなら、施術を止めてでも麻酔を足してもらった方がいいと思う。いいか?26歳のお姉さんとの約束だ。守ってくれよ。

 

というので、
左側の施術をする時ひたすら痛みに耐えながら行った鼻尖形成だけは本当に痛かった。やばかった。ドクターが施術前に頑張りましょうねって言ってたのはこれか?(違う)ってなったが、1時間ぐらいでこれらの施術は終わったから良かった。こんなに痛みに耐えたのはいつぞやの歯医者以来である。虫歯がめちゃくちゃ進行してた時のあの時の歯医者での治療と同じくらいである。もう、病院怖い。痛かったら右手あげてくださいっていうから上げたのに止めてくれなかったあの歯医者さんぐらい鬼畜である。施術後に、お疲れ様ですって言って手を握ってくれた助手のお姉さんが優しすぎるのと美人すぎるのとで惚れちゃうかと思ったよ。痛くて泣いちゃう26ちゃいだよまったく。


長くなっちゃったけど、
鼻についてはこんな感じである。

帰りの電車の中でも延々と血が流れ続けるのでなんかもうしんどすぎて、そのまま乗ってたら終点まで行っちゃったのはまた別の話。1駅で良かったね、私。


以上、激動の7月末のお話でした。


腫れよりも何よりも酒が飲めねぇのがキツいな。

鼻を整形した話

鼻を整形した話。

来る2021年7月31日(土)。
暑さでどうにかなりそうなそんな日に、まさかの鼻を整形をした。

私の顔を知ってる人は存じ上げているかと思うが、私の鼻はかなり低い。そして、だんごである。小学校の時のあだ名は鼻なしアンパンマンだとか、鼻ぺちゃアンパンマンである。
(アンパンマンなのは、私の頬が何をしなくても赤かったからだ。アンパンマンは正義の味方なので、あだ名のアンパンマンに関しては100歩譲って許している。顔の丸さが似ているということに関しても、幼い時のことなのでそれも1000歩ほど譲って許してることにする。)

小学校時代のあだ名からもわかるように、元から自分のだんご鼻と鼻が低いのがコンプレックスだった。コンプレックスを抱えたまま、成長していた。(その成長過程で、それ以上のコンプレックスを抱えてしまっていたので、鼻のことはついぞ忘れていたとも言えるが。)

そして、大学生になって化粧を覚えると、ノーズシャドーとかハイライトとかを入れまくって誤魔化していたんだけど、最近、これはいっそのこと、整形した方が早いのではないか?と、思い、決断に至った。


その決断に至るまでであるが、とある日に、推しが初対面にも関わらず、鼻いじったらめちゃくちゃ可愛くなるよ!って言ってきたことも少なからずは関係しているのである。

初対面にも関わらず、こんなズケズケと物を言う奴があるか?と普段の私なら思うのだが、なんせ推しだ。顔がタイプだ。いい顔である。いい顔に言われたら、そうですかねぇ~なんてヘラヘラ返してしまうのである。

しかし、その一言で整形するなんて、今考えると実に短絡的である。アホだとも言える気がする。長年のコンプレックス解消がまさかの推しの一言。鶴の一声ならぬ、推しの一声。推しには抗えない人間の愚かさとでも言うべきだろうか。人間こわい。


そこからまさか本当に自分でも整形するとは思ってなかったが、日頃から社畜として弊社の為()に頑張って()残業して貯金も貯まっていたのと、連続残業のフルコンボで精神がどうにかなっていたのもあって、新しい扉を開けてしまったのである。

具体的に何をしたかは次のにまとめようと思ってる。

今はとりあえず鼻から絶えず流れてくる血に怯えながらコーヒーを飲んでる。しばらく禁酒なのがキツいが、金を払って直した鼻の為だ。耐えるしかない。腫れはまだ引かないが、痛み止めのおかげでなんとかやり過ごしている。

こんな感じで、26歳の戯言をこれから不定期で綴っていこうかと思う。気が向いたら読んで欲しい。


それよりも何よりも早く転職してえな。